- ビクトリーホースランチ
Hello,World.
最終更新: 2019年4月25日
はじめまして!
北海道は浦河より、 育成牧場のビクトリーホースランチです。
ホームページの刷新にともなって、ブログを開設することになりました。
当牧場のできごとや、生産・育成馬の活躍などをまとめていけたらと思っています。
頻度は・・・まぁがんばります。。
さて、ビクトリーホースランチでは、
大まかに分類すると「生産部門」と「育成部門」の2つの部門があります。
それぞれ字面でだいたいお分かりいただけると思いますが、
「生産部門」は競走馬の生産を扱う部門。
「育成部門」は競走馬の育成を扱う部門。
そのまんまですね。
それぞれ細かく見ていくと、
「生産部門」では、繁殖牝馬を繋養し、種付け、生産するだけでなく、
産まれてきた仔馬の飼育や、放牧地の管理など、競走馬の繁殖に関わる、多岐に渡る業務を担います。
産まれてきた仔馬たち(当歳馬)は、だいたい秋ぐらいになると「離乳」されて、母馬と離され、当歳馬同士で放牧されるようになります。
広義では、ここから初期”育成”とも捉えられますが、当牧場では、1歳の秋から開始する「騎乗馴致」までを生産部門がカバーしています。
これは、当歳馬に関わるスタッフを変えないことで、母馬と離されてしまうストレスを、少しでも軽減してあげることが目的です。
産まれてきてから、約1年半、たっぷりと人に愛情を注がれて、育っていくので、騎乗馴致にもすんなりと移行できますし、環境の変化によるストレスも最低限で抑えることができます。
こうして「生産部門」では、出産(2~5月)→種付け(3月~6月)→離乳(9~10月)→出産…という繁殖サイクルの他に、離乳後の1年で人が触ることに馴らす、乗れるような体づくりを促していく、初期育成のサイクルも担っています。
次回は、「生産部門」から「育成部門」へ、バトンタッチ。
騎乗馴致から”競走馬”になるまでと、それからのお話。